Lead Innovation

自動車向け研究開発コンサルティング

自動車向け研究開発コンサルティング

車載アーキ・自動運転
V2Xコネクティッド系

車載アーキ・自動運転・V2Xコネクティッド系

これまで自動車は、安全系、インフォテイメント系、パワートレイン系、シャシー系などの各ドメインにおけるセンサやアクチュエータ、その制御ECUが単独、または一部の連携にとどまる「分散型アーキテクチャ」でした。
しかし、走行の安全強化や移動関連サービスの拡充、電動化・充電化などの幅広い対応に向けて、ドメイン間を連携または統合して制御する「中央制御型アーキテクチャ」への移行が進みつつあります。安全面では、自動運転レベル2から、レベル2+への進化が進んでいますが、高速道路や駐車場などの一定エリアでは、レベル3や4のSOP化も実現されつつあります。

BEV・電動・充電系

各国での排ガス規制強化や将来的なICEおよびHEV系の販売禁止などの政策が顕著になっている中、完全電気自動車であるBEVの販売比率アップと、そのプラットフォームの全面刷新の開発が活発化しています。
特に、各電動系のコア部品であるモータや減速機、インバータのPCU化、および変速機統合のe-Axle化の実装が増えていますが、充電系でもAC-DC対応のOBCに、高圧-低圧のDC-DCコンバータを統合するだけでなく、これまでのバッテリー電圧である400V帯から800V帯に高圧化する動きに合わせて、その昇圧DC-DCコンバータもモジュール化する開発が進んでいます。※最新の海外動向発信例:「次世代EVと電力の統合システム化」

HMI系

自動運転の進化やスマホ&アプリの車内利用ニーズなどを受けて、車載HMIの刷新も徐々に進んでいます。自車位置から数百m先のセンサ認識情報はHUDや音声で、数百m~数㎞先の走行関連情報はカーナビやCID、音声で運転手に伝える形を軸にしつつ、ドライバーの視線や挙動、将来的には心理的な要素(疲労度やストレスなど)も計測して、最適なHMI伝達方法を適宜切り替えるシステム開発が進行しています。

機能材料・マルチマテリアル系

材料系においては、まず自動車ボディの構造材では、これまでのハイテン・アルミに加えて、樹脂系複合材も適用し、いわゆるマルチマテリアル化が徐々に進んでいます。特に、バッテリー等によって重量が増すBEVでは軽量化目的、高度な自動運転システムが実装される車両ではその衝突パターンの変化に合わせたエネルギー吸収や分散目的で活用検討されています。